『パン粥』は、おいしいだけでなく、
『エネルギー』も『たんぱく質』も補給できる優れものです。
スベラカーゼのファンの皆様はご存知の通り、
スベラカーゼで作ったパン粥はつるんと食べやすくなりますので、
高齢者の方にも喜んで食べていただけると思います。
ただ、同じ味が続くと、どうしても飽きてしまうもの…
そんな飽きを解消するために、
今回は、
- 『パン粥』の味が簡単に変わる!おすすめのトッピング
を紹介します。
この記事が、召し上がる方のお役に立てたら幸いです。
はじめに基本の『スベラカーゼパン粥』の作り方
材料(1人分:約200g)
食パン(耳なし) | 50g(約 6枚切り 1.5枚 or 約 8枚切り 2枚) |
牛乳 | 100g(1/2カップ) |
水 | 50g(1/4カップ) |
スベラカーゼ(全体の1.5%) | 3g(小さじ1杯) |
作り方
- 細かくちぎった食パン(耳なし)に牛乳をしみ込ませる。
- スベラカーゼと水だけをミキサーに30秒ほどかける。
- ①と②を加え、ミキサーに1分以上かける。
- ③を鍋に移し、中火または弱火でかき混ぜながら、
さらさらの液状になる(中心温度が80℃以上)まで加熱する。 - 70℃以下に冷めたら、完成。
『スベラカーゼパン粥』の作り方の詳細は下記をご参照ください。
※甘くないシチューのパン粥も掲載しております。
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①黒蜜のパン粥
黒蜜をかけると、一気に和風テイストになります!
黒蜜のふんわりとした甘みとパン粥のミルクが美味しいデザートのような味に。
きな粉を召し上がれる方は、きな粉を少しかけると、さらに美味しさが増します。
材料(1人分)
黒蜜 | お好みの量 |
※黒蜜はかけたまま放置すると離水してくるのでご注意ください。
※お召し上がりの直前にかけるようにしてください。
②ジャムのパン粥
ジャムとパンの相性は抜群ですよね!どんなジャムでも合うと思いますので、ジャムの数だけ味を変えることができます!
果肉も召し上がれる方は、購入したジャムをそのままのせて召し上がることができますが、
噛む力や飲み込む力が低下している方には、ジャムを適量の水で伸ばして、果肉を取り除いた方が
食べやすくなります。
材料(1人分)
いちごジャム | 小さじ2 |
水 | 小さじ1 |
作り方
- 材料を耐熱容器に入れて、電子レンジで全体が溶けるまで加熱する。
- ①をこし器で漉して、果実の粒を取り除く。
- パン粥の上にかけて完成。
※紅茶ポットについている網を使っていただいてもきれいに漉すことができます。
※他のジャムも、ほとんど同じ方法で作ることができます。
※粒が食べられる方は、そのままジャムを載せて頂いても問題ありません。
※噛む力や飲み込む力が低下している方には、果肉は取り除いてください。
③チョコのパン粥
まるで洋風デザートのような見た目に仕上がります。
スーパーマーケットなどで販売されている、パンに塗る用のチョコレートペーストは、そのままでも 召し上がることはできます。
ただ、噛む力や飲み込む力が低下している方は、お水と一緒に電子レンジで加熱をおススメします。
水と一緒に加熱するとパン粥によく絡む食べやすいチョコペーストに仕上がります。
材料(1人分)
チョコクリーム | 小さじ2 |
水 | 小さじ1 |
作り方
- 材料を耐熱容器に入れて、電子レンジで全体が溶けるまで加熱する。
- パン粥の上にかけて完成。
※市販のチョコソースをご活用頂くことも可能ですが、黒蜜と同様に長時間かけておくと離水することがありますので、ご注意ください。
④カボチャのパン粥
少し野菜も足したい、緑黄色野菜も一緒に食べてほしい時に。
味の変化だけでなく、ビタミンCやカロテンなども少しですが、摂取することができます。
また、かぼちゃはやわらかくなれば、軽くミキサーにかけて頂くだけで滑らかに仕上げられます!
材料(1人分)
冷凍カボチャ | 2個(50g) |
水 | 大さじ2杯(30g) |
砂糖 | 大さじ1/2(1.5g) |
作り方
- カボチャを耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジで軟らかくなるまで加熱する。
- かぼちゃの皮・ワタは取り除く。
- ミキサーに、②のかぼちゃ、水、砂糖を加え、全体が滑らかになるまで撹拌する。
- パン粥の上にかけて完成
※かぼちゃの水分量が多い場合少し緩くなる可能性があります。その場合は、とろみ調整食品を少し足して調整してください。
※フォークで潰して、こし器を活用してもいいですが、少し粒が残る可能性がありますのでミキサーをおすすします。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
今回おすすめするパン粥のトッピングは、簡単に作れるものを選んでみました!
黒蜜やチョコ、ジャムなどその日の気分に合わせて、是非作ってみてください!
パン粥は、栄養価も高く、たんぱく質も補給できる優れものです!
皆様の現場で、大変喜ばれているパンがゆのトッピングなどがあれば、是非教えて下さい!
(編集 高橋 / 撮影 久保埜)